防犯カメラ設置工事でより鮮明な映像へ
2017/12/22
横浜の工場で働いている時、盗難事件が多発していました。
工場内で取り扱っている物はブランド品が多い為、管理も厳重になっていたはずです。
しかし工場内は短期バイトも多く、業者さんの出入りも頻繁でした。
出入りする時は荷物検査をしましたが、犯人を特定出来ずこの問題は難航していたのです。
防犯カメラ設置工事で事件解決
上司に言われ、新たに防犯カメラの設置工事をお願いすることになりました。
工場での作業は長時間に及ぶことが多いです。
録画時間も長めにし、社員交代で映像チェックをしていました。暫くすると、作業時間内だというのに女性短期バイトが不審な動きをしたのです。持ち場から少し離れ、カメラからも死角になる人目につかない場所に移動しました。
すると、ピッキング作業中手に持っていたブランド品が消えていたのです。その女性は、現場監督に持ち場が違うと注意されたことでまた戻って行きました。確かな証拠とは言い難かったので、そのことを上司に報告し映像解析することになったのです。
すると、短期バイトに支給されるエプロンのポケットの膨らみが不自然でした。
仕事が終わった女性に問い質すと、ほんの出来心だったと罪を認めたのです。いつもはズボンに忍ばせるのに、今日はポケットがないズボンだったのでエプロンにしたとのことでした。
常習犯ともなると、防犯カメラの位置もチェックし犯行に及ぶので厄介です。今回は映像が鮮明だった為、女性の不自然さに気付けました。
これ以降は、荷物検査だけではなくボディチェックもするようになったので、盗難事件は無くなったのです。